葬儀・葬式のマナー その2 | 斎場案内センター : 斎場案内センター

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葬儀・葬式のマナー その2

今さら、葬儀のマナーを聞くのは恥ずかしい、という方もいらっしゃるとおもいます。
後悔のない正しい形の葬儀をあげるため、そんなあなたの疑問を解決する「お葬式の基礎知識」をご紹介致します。

Contents

喪主・遺族側のマナーについて

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危篤・臨終時の訃報連絡に始まり、葬儀後の対応に至るまで、喪主・遺族は行うことがたくさんあります。冷静に落ち着いて行動できるように、喪主・遺族側として知っておきたい知識や作法を前回に続きご紹介致します。遺漏なく、そして失礼にならないような対応を心掛けましょう。

葬儀を終えたあとの流れ・マナー

葬儀が終ってから忌明けまでの手続きや事柄

葬儀が終わると、遺族がやらなければいけない「あいさつ」や「支払い」などがたくさんあります。
お世話になった方にも失礼のないように、また大切な手続きを忘れないように気をつけながら進めていきましょう。

遺族が行う手続きや事柄について

・あいさつ回りやお礼状の発送(お手伝いいただいた方などへ)
・寺社や葬儀社などへの支払い等
・亡くなった方の荷物の整理や勤務先の諸手続き
・葬祭費または埋葬料の受取り手続き(社会保険や国民健康保険)
・勤務先や個人で加入している生命保険金の受取り手続き
・国民年金(寡婦年金・遺族基礎年金)の受取り手続き
・親族による形見分けと遺品整理
・忌明け法要の打ち合わせと準備仏壇の購入
・仏壇の購入と本位牌の手配
・墓地と墓石の準備と購入
・忌明け法要
・納骨式
・遺産相続の協議・遺産分割協議書の作成
・名義変更(亡くなった方の所有していた株券・預貯金・不動産等)
・相続税の申告手続き・納付
・確定申告(亡くなった方が会社で源泉徴収されている場合は不要です)
・医療費控除による税金の還付手続き
・新盆(亡くなってから初めて迎えるお盆のこと)

※本サイトに記載の内容は、埼玉近郊で一般的に行われている葬儀をベースに書かれています。
地域や宗派によって異なることがございます。

香典返しについて

忌明けを目処に香典返しを渡します。故人の名前や戒名、喪主の名前が入ったあいさつ状を添えて送りましょう。
最近では、葬儀の当日に渡すのが多くなっています。

香典帳を整理しておく

受付に用意した会葬帳に、名前や住所を記帳してもらうのが一般的です。
しかし、最近では香典帳・会葬帳に代わり、記帳カードが多くなってきています。香典の金額を記入する欄が記帳カードにはあるので、香典帳に転記する必要がありません。五十音順や金額別に整理しておけば、香典返しを用意する際に非常に便利です。

品物選びとお返しの時期について

香典返しの目安は『半返し』と言われるように、一般的にいただく金額の1/2とされています。最近では、カタログギフトや消耗品などを選ばれる方が多くなってきているようです。
お返しの時期については、一般的に『忌明けの頃』とされ、親族があいさつを兼ねてお渡ししますが、お送りしても差し支えありません。なお、下記の即日返しに記述したとおり、現在は通夜や葬儀・告別式の際にお渡しする場合も多くなっています。

即日返しについて

香典返しを葬儀当日に直接お渡しすることを『即日返し』と言います。その場で感謝の気持ちを伝えられるとともに、葬儀後にかかる遺族の負担(香典帳の整理やお贈りする商品の選定)が軽減されます。ただし、高額な香典をいただいた場合には、後日金額に応じて別の品物をお送りすることをおすすめします。その際に、あいさつ状を添えるとよいでしょう。

※本サイトに記載の内容は、埼玉近郊で一般的に行われている葬儀をベースに書かれています。
地域や宗派によって異なることがございます。

葬儀後のあいさつ回りとお礼について

葬儀が終わったら、葬儀でお世話になった方々にできるだけ早い時期に、なるべく喪主自身がお礼のあいさつにうかがうようにします。また、供物や弔電をいただいた方にはお礼状を出すとよいでしょう。

お手伝いいただいた方へのお礼の仕方

町内会の代表や隣近所、故人の勤務先などには1週間以内にあいさつにうかがいましょう。
状況や相手によっては、菓子折り等を持参するとよいです。

お礼のあいさつ

<例>
このたびの葬儀に際しましては、いろいろとお世話になりました。おかげさまで無事葬儀を済ませることができました。本当にありがとうございました。

弔電への礼状の仕方

弔電をいただいた方へは、お礼状を出すとよいでしょう。

弔電をいただいた方への礼状

<例>
このたびの葬儀に際しましては、早速ご丁重なるご弔電を賜りまして、誠にありがとうございました。
おかげさまをもちまして葬儀も無事済ませることができました。ここに生前のご厚誼に深く感謝し、心より御礼申し上げます。

供花・供物への礼状の仕方

当日に「会葬礼状」を、香典をいただいた方にはお渡ししていますので、あいさつ回りは必要ありません。
ただ、遠方から供花・供物を贈っていただいた方へは、お礼状を出すとよいでしょう。

供花・供物の礼状

<例>
 故○○○○の葬儀に際しましては、ご丁重なる御厚志を賜り、厚く御礼申し上げます。本来でしたら参上してごあいさつを述べなければならないところですが、略儀ながら書中をもって心より御礼を申し上げます。

 供花・供物のお礼は付き合いの度合いによって決めるのがよいでしょう。電話で済ませる場合やお礼の品物を持参する場合、また品物を贈ることでお礼に代えることもあります。

※本サイトに記載の内容は、埼玉近郊で一般的に行われている葬儀をベースに書かれています。
地域や宗派によって異なることがございます。

あいさつと手紙の文例について

訃報の連絡について

死亡の通知は一般的に電話で行われます。
あいさつなどは省いて、亡くなったことだけをできるだけ簡潔に伝えるようにします。

1. 電話で訃報の連絡

電話で伝えるポイント

・お亡くなりになった方の名前
・お亡くなりになった日時
・連絡先(責任者の電話番号または自分)
・葬儀の日時が決まっているのであれば、通夜・告別式の日時と場所をお伝えします。
・葬儀の日時が決まっていないのであれば、『決まりしだい連絡します』とお伝えします。

・家族葬の場合
→遺族・親族のみで行うので、ご近所・会社関係などの参列はお断りすることをお伝えします。
・密葬の後、本葬する場合
→「身内だけで密葬を執り行います。本葬は追って連絡します」とお伝えします。
香典や供物を辞退する場合は、あらかじめその旨をお伝えします。

 1.親族に知らせる場合

〈例〉
「○○○○の妻、○○でございます。主人の○○が今朝5時40分に○○病院で亡くなりましたので、これから家に連れ帰ります。今後のことは追って連絡いたします。」

 2.故人の勤務先への連絡

〈例〉
「私は営業部第2課の○○○○の家内でございます。主人が本日6時30分頃、○○病院で亡くなりました。葬儀の日程が決まりましたらご連絡いたします。」

2. 詳細を訃報通知で知らせる

最近では、親族・町内会・故人の勤め先などへ知らせる場合に、亡くなったことと葬儀の日時・場所を記した『訃報通知』を利用することが多くなってきています。

※本サイトに記載の内容は、埼玉近郊で一般的に行われている葬儀をベースに書かれています。
地域や宗派によって異なることがございます。

通夜ぶるまいでのあいさつについて

一般的には、通夜であらたまってあいさつすることはありませんが、通夜ぶるまいでは、場合によってあいさつをすることもあります。

通夜ぶるまいの最後のあいさつ

通夜ぶるまいの予定時間が過ぎましたら、散会のあいさつを喪主がひと言述べるとよいでしょう。通夜への弔問のお礼を忘れずにします。その際に、葬儀・告別式の開始の時間を伝えますが、無理強いはしない方がよいでしょう。

あいさつ
〈例〉
 「本日は突然のことにもかかわらず、母○○の通夜にご参列いただきまして、ありがとうございました。皆さまのおかげをもちまして、とどこおりなく通夜を終えることができました。まだゆっくりしていただきたいところですが、明日のご予定もあるかと存じますので、この辺で散会とさせていただきます。
気をつけてお帰りくださいませ。
なお、明日の葬儀・告別式は午後1時より行う予定です。お時間が許すようでしたら、ご会葬いただければ幸いです。本日は遅くまでありがとうございました」

※本サイトに記載の内容は、埼玉近郊で一般的に行われている葬儀をベースに書かれています。
地域や宗派によって異なることがございます。

告別式・精進落としでのあいさつ

葬儀・告別式は、参列者に対して喪主または親族代表があいさつをして、閉式となります。ただし、出棺時に行う場合があるなど、あいさつをするタイミングは様々ございます。また一般的に、精進落としの席でもあいさつを行います。

1. 葬儀・告別式の時のあいさつ

参列いただいたことと故人への生前の厚誼のお礼を、喪主または親族代表が述べます。故人の人柄を偲ばせるエピソードを折り込むのもよいと思われます。闘病生活や死因などを、さしさわりのない範囲で伝えても構いません。遺族に対する今後の支援のお願いも、同時にしておきます。

あいさつ
〈例〉
 「本日はお忙しいところ、故○○〇〇の葬儀ならびに告別式にご会葬くださいまして、誠にありがとうございました。このように多くの方に見送られて、父もさぞかし喜んでいることと思います。
父は『人生は一度きりしかない。生きているうちは精一杯生きるんだ』とつねづね申しておりましたが、まさに人生を精一杯生きた幸せな75年だったと思います。これも皆さまと親しくお付き合いさせていただいたからこそと、深く感謝しております。今後は残された家族一同、力を合わせて生きていく所存でございます。父亡き後も変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます」

2. 精進落としの始まりの時のあいさつ

全員が席に着いたら、あいさつを喪主または親族代表が行います。お礼(葬儀がとどこおりなく終えられたこと)などを伝え、献杯(けんぱい)を行い会食をします。献杯はあいさつをした方が行っても、また別の方に頼んでもらっても構いません。宗派・地域によっては献杯を行わない場合もあります。

あいさつ
〈例〉
 「一言ごあいさつ申し上げます。皆様、本日は誠にありがとうございました。おかげをもちまして故○○○○の葬儀、告別式もとどこおりなく終えることができました。あらためてお礼申し上げます。皆様さぞかしお疲れのことと存じます。誠にささやかではございますが、皆様への感謝と慰労を兼ねまして席をご用意いたしました。故人の思い出などをお聞かせいただきながら、ごゆっくりとお召し上がりいただきたいと存じます。本日はありがとうございました」

3. 精進落とし終了の時のあいさつ

始まってから1時間程度で、タイミングを見てあいさつを喪主または親族がします。納骨や法要の予定が決まっていればお伝えするとよいでしょう。

あいさつ〈例〉
「皆様、本日はお忙しい中ありがとうございました。皆様一人ひとりの温かいまごころのこもった、お見送りをいただき故人もさぞかし喜んでいることと思います。故人の思い出話などをもっとおうかがいしたいところですが、皆様もお疲れのことと思いますので、この辺で終了とさせていただきたいと存じます。十分なおもてなしもできずに申しわけありませんでした。本日はありがとうございました」

※本サイトに記載の内容は、東京近郊で一般的に行われている葬儀をベースに書かれています。
地域や宗派によって異なることがございます。

会葬礼状と忌明けのあいさつについて

「通夜や告別式に参列してくださった方へのお礼状」が『会葬礼状』です。
お清めの塩やハンカチなどの会葬返礼品と一緒にお渡します。
忌明けのあいさつ状については、一般的には四十九日頃に香典返しと一緒に添えて送ります。

1. 会葬礼状

葬儀社に文例が用意されているので、その中から選ぶことが可能です。また、印刷を必要枚数よりも多めに依頼しておくと安心です。内容は葬儀への参列と、香典・供物に対するお礼の文章を入れます。慣例として、句読点は使用しません。
住所を記載しない方も個人情報保護法の観点から多くなってきていますので、葬儀社に相談しておきましょう。

2. 忌明けのあいさつ状

葬儀・告別式に際しての心遣いに対する感謝、そして忌明け法要を滞りなく終えたことの報告をします。香典返しに添える場合は、供養のしるしとして贈ることをお伝えします。いただいた香典を寄付などをしたため、香典返しをしない場合には、あいさつ状に寄付先や使途を明記して送るとよいでしょう。

※本サイトに記載の内容は、埼玉近郊で一般的に行われている葬儀をベースに書かれています。
地域や宗派によって異なることがございます。

参列者のマナー

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大切な葬儀には、やはりきちんとしたマナーで参列することがとても重要です。参列に際して知っておきたい知識や作法をご紹介致しますので、良識ある態度を、深い悲しみにある遺族に対して心掛けましょう。

危篤や臨終の知らせを受けた際の対応

会ってほしいという家族の願いが、危篤の知らせに込められていますので、できるだけすぐに駆けつけるようにしましょう。ただし、臨終の知らせの場合において、弔問のタイミングは故人との関係を考慮するのがマナーだと言えます。

危篤の連絡を受けた際の対応

真夜中でも駆けつけましょう。服装は普段着や仕事帰りの服装のままでも構いません。
遠方から駆けつける場合は、万が一を考えて喪服の用意も必要です。

臨終の連絡を受けた際の対応

親族はすぐに駆けつるようにし、可能ならばお手伝いを申し出ましょう。故人と親しい友人・知人の場合でも、すぐに弔問に駆けつけましょう。遺族に力づける言葉がけをするとともに、お手伝いを申し出てもよいでしょう。

こんなときはどうする? 代理として弔問にうかがう時

どうしても弔問できない時(故人と関わりのある本人が病気や高齢など)は、代理人(妻や子供など)を立てることが可能です。玄関先で手短に本人が弔問できない理由を伝えて、お悔みの言葉を伝えましょう。

弔問する際の服装

訃報を聞いて通夜の前に弔問する時は、喪服ではなく平服で構いません。
ただし、派手な化粧は控え、アクセサリー類は外しましょう。この時点では香典や供物は不要ですので、通夜か葬儀の時に持参しましょう。

故人との対面について

故人との対面を勧められましたら、よほどの事情がない限りはお受けしましょう。ただし、悲しみのあまり取り乱しそうな時でしたら、遺族に率直に伝えてお断りしても構いません。

1.個人の枕元に正座し、両手をついて一礼
2.遺族が白布をとったら、そのままの姿勢で対面
3.個人に再び一礼して、合掌
4.遺族に一礼してから下がります

※本サイトに記載の内容は、埼玉近郊で一般的に行われている葬儀をベースに書かれています。
地域や宗派によって異なることがございます。

通夜・葬儀・告別式のマナー

通夜は、遺族や親族が故人の死を悼むものが本来ですが、『告別式に参列できない人が出席するケース』が現在では増えています。また、葬儀は故人の成仏を祈るための儀式で、告別式は最後のお別れをする儀式とされているのですが、同時に行われるケースが今はほとんどです。いずれも定刻より早めに着くように心がけましょう。

会場内でのマナーについて

会場に着きましたら、まず受付を済ませます。会葬帳に記帳して、ここで香典があればお渡しします。席順が決まっている場合では、案内に従って着席します。会場内での私語は慎んで、知人に会った際もあいさつを交わす程度にとどめましょう。ほかにも、携帯電話やスマホの電源を切るなど、遺族の気持ちに配慮して行動を取るように心がけましょう。

あいさつやお悔みの言葉について

記帳を受付で済ませたあと、「このたびは、ご愁傷様です。」とあいさつを述べて、表書きを相手に向けて香典を差し出します。遺族にあいさつをしたいときは、簡潔に済ませましょう。

通夜・葬儀に出席する際の服装について

通夜は喪服でなくても構わないのですが、あまりカジュアルになり過ぎないように心がけましょう。一般的に、男性はグレーや紺のスーツに黒ネクタイ、女性は地味な色とデザインの洋服です。なお葬儀は、男女ともに喪服で参列するようにしましょう。

※本サイトに記載の内容は、埼玉近郊で一般的に行われている葬儀をベースに書かれています。
地域や宗派によって異なることがございます。

通夜ぶるまい・精進落としのマナー

『通夜ぶるまい』が通夜の後に、『精進落とし』が火葬後の遺骨迎えの法要や初七日法要の後に催されます。これは参列者へのお清めやお礼と故人への供養の意味がありますので、遠慮せずに勧められたら参加しましょう。

通夜ぶるまいに案内された時

遠慮せずにひと口だけでも箸をつけるのが『通夜ぶるまい』のマナーです。
ただし、長居は無用です。また、宴会ではありませんので、お酒を飲みすぎたり、大声でしゃべったり歌ったりしないように気をつけましょう。

精進落としの席順の知識

精進落としの際、僧侶が参加している場合では『僧侶が上座』に、続いて[会社関係→友人・知人→親族]の順に座り、『遺族や喪主は入口に近い末席』に座ります。ただし、喪主に席を指定される場合もあります。

献杯(けんぱい)について

食事の前に故人に杯を捧げる献杯が、精進落としの際に行われます。まず、お酒を入れた杯が故人の位牌の前に供えられ、次に出席者の杯にもお酒が注がれます。喪主のあいさつの後に、献杯の発声を代表者がしますので、「献杯」と一緒に声を出して杯を軽く持ち上げます。ただし、一般の乾杯のように杯を隣の席の人と合わせたり、拍手したりするのは慎みましょう。

※宗派によって行われない場合があります。

※本サイトに記載の内容は、埼玉近郊で一般的に行われている葬儀をベースに書かれています。
地域や宗派によって異なることがございます。

弔電・供花・供物の贈り方について

通夜や葬儀に事情があって出席できない場合は、お悔みの気持ちを弔電を打って伝えます。
また、特に故人と親しかったり、お世話になった場合は、供花や供物を感謝の気持ちを込めて贈るとよいでしょう。ただし、宗派や地域によってしきたりが異なるので、事前に確認しておきましょう。

精進落としの席順の知識

故人の自宅か葬儀会場に着くように、葬儀の前日までに手配します。宛名は喪主にしますが、わからない時は「故○○様遺族様」とします。
申し込みは郵便局やNTTで申し込むことができます。そちらで弔電用の文例が用意されていますので、参考にしましょう。「重ね重ね」「再び」といった忌み言葉は使わないように注意しましょう。

お悔やみ電報文例 NTT
NTTでの申し込みは局番なしの115番へ

※インターネットでも申し込むことができます。

文例番号と文例
7506
ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人の功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
7509
ご逝去の知らせを受け、ただただ、驚いております。ご生前のお姿を偲び、心よりご冥福をお祈りいたします。
7510
いつまでも、いつまでもお元気で長生きしてくださるものと思っておりました。在りし日のお姿を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。
7513
○○様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。

供花・供物について

祭壇の脇を飾る花を『供花』、霊前に供える品物を『供物』と言います。『供花』や『供物』を贈る際は、遺族の了解を得てからにしましょう。しかし最近は、故人の遺志を尊重して、供花や供物を辞退するケースがあります。
贈る場合は、式を行う斎場に確認をしましょう。飾り付けが必要な供花や供物に関しては、葬儀社に頼んで準備してもらいます。葬儀の日時と会場、贈り主の名前をしっかり伝え、通夜に間に合うように手配しましょう。

※本サイトに記載の内容は、埼玉近郊で一般的に行われている葬儀をベースに書かれています。
地域や宗派によって異なることがございます。

弔辞の捧げ方について

故人を偲び、故人に捧げる最期の言葉が弔辞です。よほどの事情がない限り、遺族から頼まれた場合はお受けします。一般的には依頼されて捧げるのですが、自分から申し出てもよいでしょう。その場合は、遺族の了解を前日までにとる必要があります。

弔辞を書く際の注意点

基本的な弔辞の流れは以下になります。

1.故人への哀悼の言葉
2.故人と自分との関係
3.故人の人柄、功績、思い出等
4.故人から得たものや教えられたこと
5.残された者としての決意
6.遺族への慰めと励ましの言葉

注意点
忌み言葉を避けましょう。(「重ね重ね」「たびたび」など)
神式やキリスト教式の葬儀では、仏教用語は使わないようにしましょう。(「成仏」「冥福」といった用語)
遺族から希望があった話は、なるべく盛り込むようにする
たとえ思い出話であっても、故人や遺族の名誉を傷つけたり、失礼な言い回しをしないようにする。
故人が子どもや若い人の場合は、配慮しましょう。
弔辞は下書きをして毛筆で丁寧に清書しましょう。(弔辞は読み終えたら遺族に渡すため)
市販の弔辞用の用紙でも構いませんが、できれば用紙は巻紙がよいです。
3分程度で読み終えるような長さを心がけましょう。(400字詰め原稿用紙2〜3枚分)

弔辞の包み方
中央に弔辞を置いて、左前になるように折ります。
上包みには「弔辞」と表書きを書きましょう。

弔辞の読み方について

司会者から指名されましたら、立ち上がって祭壇に進み、まず遺族に対して一礼し、続いて故人に一礼してから読みはじめます。弔辞の上包みは、弔辞台があればその上に置きます。なければ巻紙の下に重ねて持ちます。
目の高さに弔辞を掲げ持ち、心を込めて読んでいきます。読み終えましたら、元のように包んで祭壇に捧げ、故人と遺族にそれぞれ一礼してから戻ります。最近ですと、友人や血縁者が、「お別れの言葉」として故人に対し読み上げることが多くなっております。

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地域や宗派によって異なることがございます。

香典の贈り方について

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香典とは『香奠』と書き、香を霊前に供えるという意味があります。
現代では、一般的に香の代わりに現金を包みます。包む金額に決まりはとくにありませんが、故人との生前の関係などを考慮して包むようにしましょう。

香典の包み方について

正式な包み方は下の記述の通りですが、最近は市販されている不祝儀袋を利用するケースもあります。香典の額に見合う不祝儀袋を選ぶようにしましょう。5,000円までなら印刷された水引の袋でもよいでしょう。

香典の正式な包み方
表包み
1.中包みをやや下寄りに置き1、2の順に折る
2.3、4の順に折る
3.下の折の上に、上の折が重なる
4.水引をかける

ふくさの包み方
香典はむき出しで出すことのないよう、必ずふくさに包んでおきます
1.台つきふくさはツメを左にして、中央に香典袋を表向きに置く
2.右側からたたむ
3.下、上の順にたたむ
4.左側を折って端を裏側に回し、ツメを止める

香典の表書きと渡し方について

表書きは宗派によって異なります。「御霊前」は、どの宗派でも使えるので無難です。自分の名前は筆ペンか筆で、薄墨で書きます。ボールペンや万年筆は避けましょう。
香典を渡す場合は、受付で表書きを相手の方に向けて、「このたびはご愁傷様です」と言って渡します。その際には、両手を添えて差し出します。

表書きの例
仏式
御霊前
御香典
御香料

神式
御玉串料
御榊料
御神饌料

キリスト教式
御花料
御ミサ料※
(※カトリックの場合のみ)

金額の目安

生前の故人との関係や、社会的地位、年齢などを考慮して決めます。
地方によっても相場は異なります。友人・知人・親族などは10,000円、5,000円が多いようです。

※本サイトに記載の内容は、埼玉近郊で一般的に行われている葬儀をベースに書かれています。
地域や宗派によって異なることがございます。

焼香の手順について

僧侶の読経が始まると、遺族や親族に続いて参列者が焼香を行います。
順番が来たら祭壇に進み出て、故人に対して一礼、そして遺族に対して一礼してから焼香を行うのがマナーです。

焼香の方法について

参列者は自身の宗派の作法で、気持ちを込めて行いましょう。

立ち焼香の方法

1.数珠は左手に持ち、右手の3本の指を使って香ををつまみます。
2.つまんだ香を押しいただきます(宗派によって異なります)。
3.香炉の中に静かに落とします。これを1~3回繰り返します(宗派によって異なります)
4.再び合掌し、故人に向けて一礼後、僧侶と遺族に一礼します。

回し焼香の方法

1.隣の人から香炉が回ってきたら軽く会釈をして受け取ります。故人に向かって一礼後、焼香します。
2.合掌してから一礼し、香炉を隣の人に回します。

宗派別の焼香回数の違い

宗派
天台宗・・・   1~3回
真言宗・・・   3回
浄土宗・・・  1~3回
浄土真宗本願寺派・・・押しいただかずに1回
真宗大谷派・・・ 押しいただかずに2回
臨済宗・・・ 1回
曹洞宗・・・ 1回目は押しいただき、2回目はそのまま落とす
日蓮宗・・・ とくに決まりはないが3回が多い

※同宗派でも、回数が異なる場合があります。

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地域や宗派によって異なることがございます。

斎場案内センター 施設のご紹介

葬儀をお考えのすべての方にご利用いただける
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安置所
エントランスホール
菩提(式場)
沙羅(お清め所)
応接室
女性用トイレ
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